結論から申し上げます。
私の原因不明であった腹痛下痢軟便の主な原因は、ズバリ!小麦粉でした。
もしも、以下のような症状がある方は、是非小麦粉断ち(特にパン類断ち)を試して下さい。(勿論、全ての人に効果を発揮するとは限りません。)
・何の前触れもなく突然、腹痛(下痢をしそうな)に襲われる。
・1日に何度も排便がある。
・切れの悪い便がよく出る。(トイレットペーパーの使用量が増える。)
・胃酸や食べた物が逆流してくるような感覚(胸やけなど)がある。
・胃や腸の調子が何となく良くない。
この情報をどこから得たのかというと、ネットでした。
つまり、病院に行っても教えてくれる医者がいなかったということです。
もっと言えば、医者でさえこの知識が無い、ということです。いや、この知識があっても隠している医者さえいるかもしれません。
私は多くの医者に声を大にして言いたいです。「お前たちは何を学んできたのか!高学歴を鼻にかけて偉そうに振舞うな!患者を小馬鹿にするな!本当に困った人達を助ける気はあるのか!金儲けにばかり走るな!医者であるお前たちこそ、医療業界に騙されている愚か者だ!」ということを。
ちなみに、RAPT理論によって医療業界の闇が暴かれています。
病院に行くから病気は治らないのです。
世の中の多くの人達が、病院に行くから病気にならずに済んでいる、と洗脳されています。年寄りの方々は、その最たる例です。
さて、話を元に戻します。
小麦粉の成分であるグルテンが体内で悪さをする、ということが分かりました。勿論、全ての人に該当するわけではありませんので、誤解の無い様に願います。
体内で悪さをすると言うよりも、グルテンを体内で消化できない、ということです。
これをグルテン不耐症と言うそうです。
小麦粉は、御存じの方も多いとは思いますが、強力粉、中力粉、薄力粉の3種類に分類されています。
小麦粉に含まれるグルテンの量によって分類されるようです。強力粉が最も含まれ、薄力粉が最も含まれていません。
用途については、例えば、強力粉はパンや餃子の皮などに使用され、中力粉は麺類などに使用され、薄力粉は天ぷらやスナック菓子などに使用されているようです。
私の体は、このグルテンを消化する能力に相当欠けているようです。
繰り返し言いますが、全ての人間がグルテンを消化できない、ということではありません。人によって、ということです。つまりはアレルギーという理解で十分だと思います。
私は、30歳を過ぎた頃から、日常的にお腹の調子を悪くすることが増えました。本当に毎日が食中毒にかかっている、と言っても過言では無い位、地獄の日々でした。20歳代までは、お腹の調子を気にしたことなどありませんでした。
ただ不思議なもので、そんな中にあっても仕事を休んだことはなく、むしろ仕事中は症状が軽減され、業務に支障をきたすことは殆どありませんでした。周囲の人達も、私がそのような症状に悩まされていることに気付いてはいなかったようです。
私はクリスチャンだから言うのではありませんが、今思うとこの時にも、神様に守られていたのではないかとさえ感じています。
何とか治したいと思い病院に行きますが、過敏性腸症候群と言われ、薬漬けの毎日でした。何となく薬は効いているような感じはありましたが、全く改善に向かう兆しはなく、それどころか悪化の一途を辿っている感じさえ受けていました。
ちなみに、過敏性腸症候群というのは、どういう時に症状が出て、どういう時に症状が出にくいのか、というと、一般的には、
①緊張する場面で症状が悪化する。仕事中の重要な会議や運動会の徒競走などの場面が分かりやすい例でしょうか。
②逆に休みの日などの、リラックスしている日には症状は悪化しない。
③夜の就寝中は症状が悪化しない。
などと言われています。つまり、精神的な疾患というわけです。
ところが、私については全くの逆でした。
緊張する場面などでは、逆に症状が治まるのです。当時の私(30歳代後半)は、ある会社の役員をしていました(労働者的役員です。)ので、会議の場や営業の場、飲食の場が定期的にありました。特に飲食の場などは地獄です。お腹の調子が悪いのに、お酒を飲んだりするわけですから(笑)。
しかし、こういった場面で、お腹の調子が悪くなったことはありません。直前まで腹痛がしていたのに、その場になったら悪化しない、もしくは治まっているのです。今考えても奇跡的と言えるでしょう。(だから神様が助けてくれていたのかも、と思うわけです。)
むしろ、日曜日などの仕事が休みの日に限って、頻繁にお腹の調子を壊していました。それこそ、一日中トイレがお友達、という日曜日さえありました。
また、就寝中に腹痛で目が覚めることもしばしばでした。
どうですか!
世間で言われている過敏性腸症候群とは真逆の状態だったのです。にもかかわらず、過敏性腸症候群と診断されるわけですから、いかに医者がいい加減かが分かります。
医者(内科医)に頼っても治らない、と考えた私は、必死になって調べまくりました。
入浴が良い、という情報があったので、それまでお風呂は年中シャワーで済ませていたのを、冬場だけでもお湯を溜めて入るようにしましたが、当然ながら改善しません。
運動が良い、という情報があったので、数ヶ月間ウォーキングを毎朝1時間程度行いましたが、やはり効果を感じませんでした。
サプリメントも試しましたが、当然ながら改善しません。というか、サプリメントは飲んでも無駄です。(もしもサプリメントで本当に健康を手に入れらるなら、病院は不要になります。)
サプリメントが普及して、病院が衰退しているということが起きていますか?
むしろ、病院は繁盛していますよね。つまり、サプリメントは基本的にインチキ商品です。勿論、全部が全部というわけではありませんが、9割程度はインチキ(単なる儲けの種)と考えて間違いありません。
整体院に通ったこともありました。過敏性腸症候群の治療も行っている整体院があったからです。しかし、これでも治りませんでした。
心療内科にも通ったことがありましたが、当時の私は役員をしていたとはいえ、精神的ストレスはあまり感じていませんでしたから、当然のごとく、何の役にも立ちませんでした。
完治を目指してかけたお金の額も、相当なもの(数百万円)だと思います。(具体的には計算していませんが。)
そしてようやく、運命的な出会いに辿り着きます。
2019年の2月に、テニスプレーヤーのジョコビッチ選手のグルテンフリーという記事(本?)のタイトルを見て、ひょっとしたら私も小麦粉かもしれない、と思い、試してみることにしました。
一切の小麦粉断ちを実行しました。
私は、やると決めたことは中途半端に行うことは嫌いな性分なので、小麦粉料理は徹底して避けました。
パンは勿論、唐揚げや天ぷら、スナック菓子、コロッケなどのフライ物、麺類全般など、徹底して食べないように努めました。
基本的にこの世の中には、小麦粉料理しか無い、といっても過言ではないくらい、小麦粉料理で溢れています。
小麦粉が使われていない料理を探す方が大変でした。それこそ、調理前の肉や魚、刺身類などの生ものでしょうか。ハンバーグにも小麦粉が使われ、カレーにも使われ、それこそ醬油(厳密には小麦粉でなく小麦)などの調味料にも使われていますから、それはもう最初のうちは大変でした。
2週間も続けていると、やはり変化がありました。便の状態が明らかに変わりました。
下痢や軟便の頻度が明らかに減り、固形の便が出る頻度が徐々に増えました。
感動のあまり、涙がこぼれたことさえありました。
そして、お腹の痛くなる頻度が劇的に減りました。
目に見えて改善を実感できました。大袈裟かもしれませんが、人生が変わった感覚さえ抱きました。
私はグルテン不耐症だったんだ、と気づかされました。
今でも、お腹が痛くなったり、下痢をしたりすることはあります。調子に乗って小麦粉料理を食べることがあるからです。自業自得です。
最近気づいたのですが、私の体は、小麦粉のほかに牛肉も消化力に乏しいことが発覚しています。特にカルビは必ずと言っていいほどお腹を壊しますし、牛肉を必要以上に食べると、切れの悪い便が出ます。
劇的に改善したとはいえ、現在もお腹の調子が完治とまでは至っていません。しかしながら諦めることなく、完治できると信じて、神様に祈り求める日々を過ごしています。というか、神様にしか完治はできないと信じています。
小麦粉に辿り着かせて下さったのも、神様だと思っています。
実は、もう一つ、小麦粉断ちにより完治した病気(皮膚炎)があります。ウィルスも関連した話になりますので、近々記事で公開したいと思います。
体調不良を抱えている人が一人でも多く、病気の本当の原因に辿り着き、救われるように願います。
コメント